セカンドライフバブルは教訓に富んでいる

あのセカンドライフは今どうなってる? 潜入取材で実際に見てきました|トレンド|無料動画 GyaO[ギャオ]|

一通り歩き回りましたがやっぱり誰にも会いません。こんなんもんなのかなあ……と、慣れない操作で疲れた僕は、とりあえず近くに見つけた椅子に座ることにしました。

セカンドライフなんて絶対に流行らないとかバブルだとか、昔は必死に批判していたような気がしますが、それも今となっては良い思い出。上記記事のコメント欄の擁護コメントがあまりに痛くすら感じます。

っうか、今にして考えればわざわざたいそうな批判などするまでもなく、普通のビジネスセンスを持ってすれば明らかにバブルだとかこれはマズイとか分かりそうなモンです。にもかかかわらず、多くの人がそれに気付かず突き進んでしまったのは、それがバブルだからです。人の消費行動の研究の結果、人は大変非合理的な消費行動をする生き物であると言うことが今では分かっていますからね。それを転じて今ではこんな詐欺まがいの行為まで行われる始末。

 仮想空間におけるマルチ商法で消費生活センターに多数の相談【読売新聞】

相談が相次いでいるのは、ソフトウエア開発・販売会社のビズインターナショナル。同社が6月29日から運用開始を予定している「仮想空間エクシングワールド」の会員募集にあたり、約40万円の代理店ビジネスキットを購入させる代理店契約を締結させ、契約者が別の人にキットを販売するとその一部代金が報酬として支払われる連鎖販売取り引きをしていた。

私に言わせれば、セカンドライフに金を払うのも、マルチ商法に金を払うのも非常によく似ていたという気がします。

マルチ商法も、最初に参加した奴らは儲かるんですよ。世の中にはマルチ商法の常連みたいなやつらが、様々なマルチ商法に最初に手を出して、自分は儲かっているうちに手を引くんです。そうするとその後には、マルチのプロたちに騙された人たちとその損害だけが残る、と。

こうした流れはバブルにおける加熱投資の売り逃げとよく似ています。最初の人たちはバブルだと分かってそれを煽って売り逃げる。そしてまず残るのはそれに騙された人たち。さらにその中でも――、最後まで過ちを認めようとしない心理の罠に陥っている人たちが、一番最後に残って損失の大半をかぶることになります。

マルチ商法で騙されたにもかかわらず、それを認めようとせず、最後まで自己の判断を正当化するというロジックはマルチ商法に限らず様々な局面で見ることが出来ます。まぁそれがセカンドライフくらいの話であれば実害などたいしたことはありませんが、同じような流れで投資や株に失敗して立ち直れなくなる人の例は枚挙にいとまがありません。早めに間違いを認めておけば、立ち直れたのに、と。

まぁ、私が最後に言えることはセカンドライフから学べる経済的な教訓はあまりに大きいと言うこと。大手銀行が「推奨しているから買い」とかいう、論理からバブルが始まると言うことを最後に書き添えておきましょう。

みずほコーポ銀レポート、「セカンドライフ」08年末には2.5億人、1.25兆円規模と予測:RBB TODAY

同資料では、「セカンドライフ」をワールドワイドウェブ(WWW)に続く新たな3Dベース・社会シミュレーションサービスとして捉えている。また、2008年末には「セカンドライフ」人口が2億5,000万人に迫り、仮想通貨「リンデンドル」の年間マーケットは1.25兆円に達するだろうという予測も示している。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。