相場見通し

ボーナスシーズンを侮ってはいけない。毎年7月に円安が進む理由の一つは、ボーナスマネーが海外投資に振り向けられる為です。

今年は日本株にも注目が集まっており、相対的な存在感は例年より増していると感じますが、それでも7月の円安圧力は不動と考えます。特に6末段階でリスク志向が増しているというこの好環境。

また株価を見ても、市場は痺れを切らして買いに動いているという印象で、好指標に反応しやすい地合が形成されつつあります。

ここしばらくは耐える相場が続いていましたが、勝負のかけどころと考えています。


● ドル円

ドル円に限らず、クロス円に対する市場参加者の見方が交錯してきています。ながらくレンジが続いてきた為当然ともいえますが、基本的には上なり下なり、相場が動く予兆と捉えていいでしょう。

そういう私も、昨日は正直、あれほど動くとは思っていませんでした。95.00~95.30円付近に複数のオプションがあり、そのため様々な思惑が混在して95円に吸い込まれやすかったようです。それらのオプションが一気に切れたため、昨日は大した材料もない中、強烈な反発となりました。

ちなみに私、チャートは以下の6本を5分足で並べて見ています。

 USD/JPY, EUR/USD, AUD/USD, ZAR/JPY,日経平均,NYダウ

したがってその通貨の値動きが純粋にリスク志向に基づくのかどうかは、わりと分かるつもりです。昨日のUSD/JPYはその感覚から言うと、5割程度はリスク志向に基づかない上昇だったという印象。したがって上昇分の半値程度が吹き飛んでも違和感はありません。

基本的な戦術は95円を割れない前提での買いでポジションを建てることです。95円付近のポジションはもちろん引っ張ります。

超目先の目処は95.70円。ただ、この水準は半端感があり、無難には96.20の上抜けを確かにしたところで買い足すのがいいでしょう。

市場の大半はレンジ予想となっていますが、それだけにレンジを上抜けた時の勢いには期待できます。96円越えを確かにすれば、次は97円、その次は98円と分かり易い水準での攻防が焦点になります。

撤退戦術の目安はわかりやすい95円。大方の予想では94円台で止まると考えられているようですが、95円を割れると下落に勢いがつきますので、割れた場合はまず一度損切りの上、小さく売りで追従すべきと思います。あとは成り行きで、94円前半で下落が止まるようなら速やかに売りの利益を確定し、買いなおす、と。

 

● 豪ドル

上抜け寸前。ただコレまでにも上抜け寸前となんども思わせて持合を上抜けなかったことから、ここで挑戦的に買いに行くかどうかは悩みどころ。ここのところ底堅くなりつつある0.80水準が一つの目安になるでしょう。

海外勢にとっても6末は決算の半期締めにあたりますので、リスク通貨である豪ドルなどは、今日と明日でがらりと景色がかわってくるかもしれません。

 

● 日経平均

10000円目前の足踏み。まぁ、日本市場単独で重要水準突破するのは難しいと読んでいました。日本市場らしいというか、なんというか・・・・。

基本的には海外、特にNYの株価上昇の維持にかかっています。NYが続伸すれば10000円は突破できるはずで、逆に言えばNYが反落するような地合の間は10000円突破は難しいということです。

私は一両日中での10000円突破を見込んでいます。つまりNY株が上伸すると考えています。

ただ・・・・、率直にいうと、10000円突破で短期には十分上げたなという印象。やはり、FOMC直後にポジションを仕込んでおく発想は間違っていなかったと思います。

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