ネット問題への対処ノウハウが確立されつつあるようだが・・・・

神戸地方法務局より、削除要請がありました – 悪の最新情報

↑のメールのやりとりを見ていて思ったんですが、プロバイダ(BIG-NET)が鍛えられたというか、対処方法がマニュアル化されてきたというか・・・・。

昔はネットの問題で名誉毀損というだけでも一大事だったのですが、現在はそうした事案への対処方法もプロバイダやレンタルサーバー業者側は確立してきている面はあるかもしれません。

――もっとも、プロバイダ責任制限法を見てもわかるように、プロバイダにリスクがなくなっただけで、ネットで情報を発信する個人のリスクはむしろ高まっているような気がしますが。

そういう意味でも、プロバイダやレンタルサーバー業者の存在意義というのは低下しているように思います。要はコモディティ化している、と。差別化の余地もなさそうですから、プロバイダもレンタルサーバー業者も大手数社に統合されてしまう時代は着実に近づいているかもしれません。

ただ、プロバイダはすでに寡占化が進んでいますが、レンタルサーバー業者は相変わらず中小零細も多くて、その理由はいまいち謎です。

2件のコメント

  1. >レンタルサーバー業者は相変わらず中小零細も多くて、その理由はいまいち謎

    それは、ホームページ作成やWEBシステム構築を行う会社に対し、運用も任せたいという需要があるため、それら制作・開発会社が副業的にサービスを提供しているから。

    結局のところ、餃子の王将みたく統一ブランドではあるが、環境によって実際には個別形態をとれる形「も」求められているんだと。

    定形化・均一化されたサービスが必要な(もしくは好む)場合と、そうでない場合が、どんな業種・社会にも存在するわけで。

  2. > それは、ホームページ作成やWEBシステム構築を行う会社に対し、運用も任せたいという需要があるため、それら制作・開発会社が副業的にサービスを提供しているから。

    で、あるとするなら、鯖の部分を副業ではなくて外注してもいいのでは?と思います。
    もっとも、人材教育やスキル維持のことを全く考えないのであれば、ですが。

    確かに私のとこも「サーバー抱えて~」、みたいな案件はやってますが全部単にレンタルサーバーという範疇ではなく、カスタマイズされた「専用システム」というような扱いです。単にWEBサーバーが欲しいとかいう場合は、素直に外注しています。

    どうも、現実に定価○円みたいなレンタルサーバーの寡占化が進まない現状を見ると、これはあまり良い傾向ではなく、下請けビジネスとしてのレン鯖が確立している可能性もあります。参入障壁が低いため、常に競争に晒されている、と。

    WEB制作業者が独自CMSに力を入れるのはそういう競争から逃れる手段の一つのようですが、そろそろそれも厳しくなってきたと思います。ぶっちゃけ、typepadのビジネスクラスでいいと思うんですよね。ほとんどの企業は。デザインに力を入れるより、プレスリリースの数を増やすとかの努力をした方が、効果的でもありますし。

    そんなわけで・・・・、サーバーを抱えるようなビジネスについては、コモディティ化に対抗できるようなニッチなシステムをマジメにしっかり、イイお値段で売らせてもらう。

    逆にレンサバで済みそうな平易なシステムは徹底的にコモディティ化して、コストを削減して顧客にも還元する、と。削減したコストの分は別の予算に建ててもらって、新規提案のチャンスでももらったほうがお互いに建設的だと思ってます。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。