● ドル円
底値は95円で一度確認しているわけで、しかもレンジ相場。割れる恐れはもちろんあるものの、95円に近いところは買っていくのが基本です。もちろん、96円台は売るのが基本ともいえるでしょう。
ドル円はかなりレンジが読みやすくなってきました。上に抜けても下に抜けても、撤退戦略が明確であれば問題ないと思います。また、レンジを抜けた場合もそのまま直ぐに円高円安が進捗するとは考えず、まずレンジシフトした可能性を考慮すべきだと思います。
現在のような相場なら、大局の読みを間違っていても、戦術が間違っていなければ、利が上がりそうです。
なお、95円はオプションがらみが支えている予感。なお輸出企業の多くが想定為替レートとして95円を設定していますので、ここを割れるということは単にテクニカルに割れる以上にインパクトが大きいと考えるべきでしょう。
日本株は米株に比べて堅調ですが、もし95円を本格的に割れてくると、円高と株安のスパイラルが見られそうです。
● ユーロ
お休み中です。ごめんなさい
● 豪ドル
0.79がサポートされたと考えていいと思います。こちらもレンジトレードを前提に0.79あたりで買っていきましょう。ただ、ドル円に比べると利益確定のタイミングが難しいかな?
ちょっと前までサポートだった0.80越えと、0.81台がそれぞれ目安になると思います。もちろんこれらは売りたてる目安でもあります。
● 日経平均
日本株にもかなりキツイ調整が入っていますが、9700円は本来的なサポートライン。ここで支えられている限りは慌てる必要はありません。
テクニカル的にも10000万円で跳ね返されたと考えれば、そう違和感もない値動きです。
9700円を割れた場合の次の目処は、9500円割れ。さらにその下には9200円があります。9700円は今にも割れそうな状況でもあり・・・・、やはり米株次第ということになってしまいそうです。
なお、ドル円見通しのところにも書きましたが、ドル円が95円を割り込んできたら要注意です。