北朝鮮のサイバー攻撃がどの程度凄いかについて

米韓へのサイバー攻撃、北朝鮮が関与の可能性【ロイター】

米国では、証券取引所ナスダックのサイトも攻撃を受けたが、業務への影響は出ていないという。またホワイトハウスのシャピロ報道官は、日常的な業務には「まったく影響がない」と述べた。

当たり前だが、ナスダックのホームページの表示が遅くなったからといって、証券取引に影響が出たりはしない。韓国は問題を真剣に捉えているようだが、

韓国:サイバー攻撃に北朝鮮関与の可能性 情報機関が指摘【毎日新聞】

今回の攻撃は、特定サイトへ自動的に反復接続するように設定したプログラムを個人のパソコンなどに送る手法が取られたが、悪用されたパソコンは韓国内1万2000台、海外8000台に及ぶという。こうしたことから、国情院は国家レベルで計画された可能性があるとみている。

この程度であれば個人でも運用可能な規模だ。このようなのっとられたパソコンによって構築されたネットワークを「ボットネット」などと呼ぶのだが、その相場は以下の通りだ。

ウイルスの売買、「特注品は500万円、リサイクル品なら2万円」【IT Pro】

ウイルスを感染させて、自由に操れるようにした複数のパソコンを貸し出すウイルス作者もいる。いわゆる「ボットネット」のレンタルサービスだ。ホッホシュトラーテ氏によれば、5000台から1万台のウイルス感染パソコンで構成されるボットネットなら、1日あたり1万円程度で貸し出すという。

つまり、今回のサイバー攻撃であれば一日あたり2万円程度を支払えば実行可能だ。まぁ、当たらないミサイルを飛ばすよりは遥かに安上がりではある。

もっとも、悪用されたPCの半数以上が韓国のものであるといことはPCの台数よりも、ネットワーク回線がボトルネックになる。韓国はブロードバンド大国だが、米国に接続する為には海底ケーブルを経由しなければならない。

迷惑なことには、それらの海底ケーブルは日本も共有(というか日本と米国で敷いているものが多い)しているため、韓国のボットネット経由で米国に攻撃が行われると、日本から米国への接続が重くなる。ただ幸いなことに、2万台程度のPCの攻撃で麻痺するような回線ではないので、その点では安心だ。それを実感するため知るべき事は、例えば日本でも日常的に使われているGoogleが保有するサーバーは100万台を越えているという事実だろう。

 ● 結論
貴方も2万円程度で出来るかも?というくらい凄い。その後刑務所で強制労働すれば2万円の費用も回収できるかも知れない。

北朝鮮は新体制になって張り切っている用だが・・・・、もしかすると新指導者はかなりの無能かも知れない。意外にリベラリストであることが判明してきた兄に比べると空気読めない感が、父親にも増して強いような気がする。

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