相場見通し

日中は選挙ネタで一気に下攻めが起こり、日経平均が重要水準9200円を割り込みました。現在は米株主導で日経平均先物が戻していますが・・・・・。今週はなんと言っても米国主要企業の決算。今週は朝型人間で行きます。

● ドル円

いや~、92.40は割れないだろうと思ってたら金曜のウチに割れてしまいましたねえ(汗。正直、月曜日には割れるかも知れないとも思ってたので早いか遅いかの話じゃぁあるんですが。

現在は米株が戻しているため、ショートカバーから徐々に値を上げていますが、やはり決算が出てこないと何とも動けないでしょう。私は株式の反発を予想しているので、当然買いを仕込むわけですが、現状で多くのポジションを引っ張る自信はさすがにないので、今週は朝方人間になって「決算トレード」でもしようと思います。現在の地合でしたら、決算の結果に素直に反応すると思いますよ。良くも悪くも・・・・。

私の予想以上に短期筋の円買いが進んでいることがIMMのポジションから分かりました。損切りは上にたまりつつあると思われますから、決算結果には要注意です。

 

● ユーロ

なんか、強気のトリシェ発言でユーロ独歩高に・・・。さすがに市場のトレンドに逆らって上げすぎたため、現在は下落中です。ユーロだけ株価に逆らったおかしな値動き。

普段なら通貨間の動きがおかしくなると「何かの兆候」とアラートを上げるのですが、さすがに今日はネタ元がトリシェ発言なのは明らかですから、厳しいですね。

素直に米国の決算待ちでいいと思います。

 

● 豪ドル

ユーロより下値攻めがキツイ状況ですが、現在は株価に比例した戻し中。ただ、こちらも決算待ち。株がショートカバー中心に戻しているので、上値を追うようなマネをすべきでないことは確かです。

 

● 日経平均

相場参加者の合意ラインともいえる9200円を一気に底抜け。抜けたタイミングも解散発表のタイミングのあとでしたから、まぁ影響は明らかでしょう。ただ、以前も書いたようにさすがにこの水準は「やり過ぎ」。

自律反発は期待できますが、これもやはり米株次第。どうやら短期筋の空売りもたまりつつあるようです。

米株の反発も空売りの買い戻しが主体と思われますのでご注意を。ただ、かなり悲観的な決算を織り込んで、決算前に空売りで攻めるのは良くあるパターンですから、予想通り程度の決算内容であれば、引き続き買い方向の反応があるはずです。

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