世界初、アジア諸国をインターネットで結ぶ音声翻訳システムを実現 ~ 旅行会話を中心としたアジア8言語間携帯型音声翻訳システムを実現 ~【NiCT】
本システムでは、現在NICTが開発している音声翻訳用STMLウェブサーバを介し8カ国の研究機関が音声認識、機械翻訳、音声合成といった音声言語の要素技術をインターネット上で提供します。これまでNICTが開発した音声翻訳システムでは、対象言語が日本語、英語、中国語に限定されていましたが、A-STARコンソーシアムとの共同開発により対象言語がアジア圏に拡大されました。ユーザーが利用するアプリケーションは携帯型モバイル端末にインストールされているため、誰でもどこからでも簡単に利用でき、最大4人のユーザーが同時に音声翻訳を使って会話できます。また、基本的な旅行会話文に加えて、アジア諸国の観光名所等の固有名詞にも、8カ国語間の音声翻訳対応をしています。
クライアントサーバー型の翻訳システム。なるほど、これなら携帯電話側には大層なソフトや処理能力などは必要ない。多言語対応するときも、サーバー側で辞書データを増やせば済む。「翻訳機の調子が!」とかいうSFな技術が実現するのもそう遠くない未来のようだ。
(^∀^)ノ