相場見通し

驚愕の失業率減少を背景にドル安トレンドの終了が市場ではささやかれ、対円ではドル高円安が決定的になりつつある今日この頃。クルーザー製造ビジネスにはドル安の終演はマイナスかも知れません。

米国の豪華クルーザー、ドル安が海外輸出の追い風に【ロイター】

同社の最高経営責任者(CEO)ジョン・デーン氏は、米ドル安のおかげで、海外の富裕層は米国のクルーザーを購入しやすくなっていると説明。最近売却した7隻のクルーザーは、ロシアに3隻、中東に3隻、メキシコに1隻輸出されたという。

こうしたクルーザーは22~80億円ほどだ。そのくらいの資産があれば、当ブログを読んで投資などをしなくても一生遊んで暮らせるだろう。

さて・・・・。庶民は今日も相場に向き合うわけですが、目先は一言で言えば材料切れ相場。特に株式相場は要警戒で、雇用統計以上のサプライズを見いだせない今週は下方向の警戒をしておいたほうがいいいと思います。もっとも、上手く下落してくれたら、果敢に拾いに行きましょう。

● ドル円

雇用統計のサプライズ+オプション切れ+持ち合い突破、と三要素そろって大幅上昇となった直後の東京市場。ということで注目してみていましたが、底堅く推移しました。夏期休暇シーズンに突入で輸出企業の売りが細っている可能性もあるものの、97円を割る気配すら見せなかったことはかなりの強気が継続していると考えて良いでしょう。

注目は注目の上値抵抗は極めて高い壁と考えられる98.00円。オプションに加えて長期のレンジ上限でもあります。さらにこの上には98.80円付近も目処になりやすいと考えられ、目先の利益確定水準は98円前後に置くと良さそう。先週末高値を意識して確実にとるなら、97.50円というあたりでしょうか。しばし我慢してもいいなら、101円、105円といったあたりも射程圏になりえます。一応は買いがスワップつきますし、長い目で見て先高感がありますので95円前後のポジションは思い切って引っ張っていってイイかもと思います。

ただ、かなり急速に上げてきているだけでなく、FOMCを控えての様子見基調も重なると、ここから先はレンジもみ合いになりそうです。戻り買いを狙っても戻りが浅く、かといって浅い戻りで買うともみ合いに巻き込まれる・・・・。ということで、まずは相場に合わせて様子見が無難。チャンスを淡々と狙って、大きく下げたチャンスがあれば、逃さないようにしたいところです。

下値目処は96円付近。再び96円を割れてくるようだと、かなりよくない兆候だといえるでしょう。逆に言えば戻り買い水準はそのあたりまでです。

私は数ヶ月前に「今後は95円~105円のレンジに収まるのではないか?」とか書いて恥ずかしい思いをしましたから、さっさと95円より上を固めてほしいです。

● ユーロ

非常に取引しづらい状況になってきました。特に現状では、長期のトレンドをイメージし難いです。先に書いたとおり、基本的にはユーロ安を想定してはいるのですが、崩れるというような下落のイメージではありません。

米国の早期利上げ観測が高まればユーロは下落しますが、現状ではまだユーロの方が金利は高い上に、中央銀行が伝統的に引き締め的な金融政策を好むという傾向もあり、ユーロは下落しても緩やかな動きとなると考えます。むしろ「下落」という言葉より「上値は限定的」という表現の方がしっくり来そうです。

正直、私は次のトレンドを読みかねている状況ですので、引き続きユーロのポジションは持たずに、FOMC後までは様子を見てみようと思っています。

● 豪ドル

現在は米ドルの巻き戻しが起きていますが、豪ドルは他通貨よりもドルに対して強く、限定的な下落幅にとどまっています。ドル買いが加熱してもこの状況ですから、豪ドルの先高予想を変える必要は無いでしょう。

短期トレードなら0.830がサポート。長期なら0.780位までの下落を見込んでおけばいいと思います。

長期の場合は、クロス円で買うこと、しっかり長い期間持つ覚悟をすること。現在はドル買いに勢いがついていますので、目先は豪ドルといえども下落リスクは十分あります。それを見て慌てないように。

目先の動きも大切かも知れませんが、それ以上にRBAの動向や金利に注意。ファンダメンタルズでは特に住宅関係に注目していきましょう。ここから先はコレまでの危機脱出的な観点ではなく、物価上昇の兆候をいかにしてとらえるか観点で見ていく必要があります。ンヶ月くらいのスパンの戦いです。気長に行きましょう。

● 日経平均

10300円を割れるリスクを掲げて見事に敗北した私ですが、買いポジションはまだまだ引っ張っています。基本は積み上げ戦略。そして今週も懲りずに下落警戒の様子見スタンスで望みます。

下値の目処は10300円として、下落を待ち構えて戻り買いでいきたいと思います。ファンダメンタルズの材料なしに、上値を追うことは避けたいと考えています。

株式相場も為替相場も「お腹いっぱい」って時はやっぱりあるわけで、そういうときはお腹がすくのを待つのが一番です。

ちなみに売りについては、上値の壁がまだ見えがたい状況ですので、下落のトレンドラインが描けるまでは避けた方が良いでしょう。むしろ、戻り買いのチャンスを逃すくらいならやらない方がいいと思います。

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