「アビバが退職強要」元社員主張…入社後3か月【読売新聞】
元社員らの話によると、新入社員は今年4月に配属され、試用期間が切れる6月末、「会社の経営状況が思わしくない」などの理由で、一両日中にも退職するか、契約社員になるかを迫られた。7月15日までに8人が退職したり、解雇されたりし、退職金は支給されていないという。
そもそも、新入社員の半数が3ヶ月で退職するというだけでも異常。理由がどうあろうがそれだけでも十分に異常な会社であると非難されてしかるべきではないだろうか?その上理由が本当に「会社の経営状況が思わしくない」であれば、コンプライアンスにも問題がある。
実は私も元は某メーカー系パソコン教室のインストラクターだった。だが、新入社員で数ヶ月で退職した者ものなど一人もいかなかったし、みな一年もすれば立派に一人で教室を受け持てるようになっていったものだ。パソコン教室のインストラクターに特殊なスキルなど必要ないと断言しよう。人並みの努力だけで、十分、インストラクターはやってける。資質の問題で半数がやめるなんてことはありえない。
コンプライアンスに問題がある企業は、概して言い訳も不誠実なものだ。こうなってしまっては、アビバに出資しているベネッセが関与を強めて指導していくしかないかもしれない。
他のマジメに会社を運営している企業が迷惑を被るので、こういった企業には相応に制裁的な処置が求められるべきだろう。