パナソニック 世界最小最軽量の新機種 一眼レフ市場、2強切り崩しへ【フジサンケイビジネスアイ】
新製品は同規格のメリットを最大限に生かして、凹凸のないコンパクトデジカメに近いすっきりとしたデザイン。有効画素数は1210万画素で、静止画だけでなく、ハイビジョン動画撮影も可能。
私が受けがちな誤解がいくつかあるのだが
- ものすごいカメラを持っている
- コミケには毎回参加している
- ゲーム機は全機種そろえている
- 自宅はヲタグッズで埋め尽くされている
- 毎週アキバに行っている
そのなかでも最たるものが1だ。そもそも思い出を残しておこうという心がけが希薄なため、デジカメすら所有していない。
そして一眼レフカメラといえばデカくてゴテゴテしていて、あんなものを持っているのはプロかヲタくらいのものだという偏見を抱いている私だが、このパナソニックの新機種は大変興味深い。というか、これなら買っても良いかなと素直に思える。フツーのデジカメと変わらないサイズにもかかわらず、フツーの一眼レフデジタルカメラに匹敵する画質を備える。これこそが日本の技術力ってものだろう。
最近は一眼レフデジタルカメラも女性やライトユーザーに向けて売れているらしいが、ライトユーザーに売るのであれば、このくらいの努力はしてほしいものだ。「良いモノは大きくて高いものだ」なんていうのは技術革新能力のないエンジニアの言い訳だと私は思っている。
Nikon D3 を持っているがプロでもヲタでもない(つもり)の私だが、「フツーの一眼レフデジタルカメラに匹敵する画質」というのにチトひっかかった。フツーとは何だろう。
また、軽薄短小が技術革新の到達点であるとは限らないと思う。とくに価値観が多様化する現代においては。
まじめな話、一眼レフではないこの手のカメラ(新聞やニュースでも混同されているが、今回のコレは一眼レフではない)については、もっと小型化も可能であるし、そもそもデザインの自由度はこんなものではないハズ。とは言え、過去の実績からすると、いわゆる「カメラ然」とした形でないと売れないのも事実。
ケータイのレンズ部が統一マウントにでもなれば、新たな世界が開けるかもしれませんね。(いや、ホントにいいかも。ちょっと特許申請してこよう)
> まじめな話、一眼レフではないこの手のカメラ(
一応、メーカーの主張に従ってタイトルは「一眼カメラ」と書いてます。まぁ、違いはよくわかってませんがw
しかしコレ、ぶっちゃけミラーボックスなるものを取り払っただけのように見えるのですが、気のせいでしょうか?率直に言って
・ミラーボックスなるものがあると画質が向上するのか?
・これを取り払うだけに何年も費やした理由は何なのか?
大変疑問に思っています。
> 軽薄短小が技術革新の到達点であるとは限らないと思う。
程度問題になりがちですが、私のルールはシンプルです
http://wktm.jp/archives/1438
まぁ、コストとサイズに見合う性能が体感できるかぎり、それを追求するのはエンジニアリングとしては自然でしょう。ただそれだけを追求していくと↓みたいなことになります。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20071027/138784/?P=2&ST=tech
また、コストに対する意識も欠けていた。「より良い性能を実現するためには、コストがかかっても仕方がない」という考えが設計者たちを覆っていた。メーカーなら当然あって然るべき「良い製品を安く作る」という発想がなかった。
(中略)
あるモジュールは、性能を維持したまま、部品点数が以前の10分の1になり、値段も10分の1で作れるようになった。