- 同じ性能なら昨日より安く作れなければならない
- 同じ性能なら昨日より小さくなければならない
- 1割性能が向上したなら、2割高い値段で売れるかもしれない
- 新しい機能を追加したなら、少なくとも2倍の値段で売ってよい
- イノベーションやパラダイムシフトを伴うなら、少なくとも10倍を超える値段で売らねばならない
なお、ここでいう性能とは、合理的に測定できるものもしくはユーザーの8割程度に体感できるものを指します。
この法則が適用できなくなった分野では、多くの場合エンジニアは必要ないでしょう。何も改善できない状態ですから。生産安定性の確保に必要な人員を残して、新しい製品の開発に取り組むべきです。もっとも、清涼飲料水ですらコストダウンに継続的に取り組んでいるこの世の中で、本当に改善できるモノが何もないのかというと疑問ですけど。