今日はまた米株が下落。豪ドルがしっかり上げたので気になりませんでしたが、ユーロなどではドル安の歯止めが顕著に出てきており、リスク志向の腰は折れていないものの「とにかくドル安」というトレンドは一服した可能性があります。もっとも、それがいつまで続くのかが予想できない以上、どうしようもないわけですけど。
最近は意識して取引のペースを落としています。太平の世になったので、それに合わせたペースにしないとね。
● ドル円
強気に出た甲斐があったと言いたいところですが、私は小さい波を拾ってしまい利益を減らしてしまいました・・・。
上値目処は91円が意識されており、オーバーシュートがあったとしても92円では抑えられ、再度下攻めに転じると考えられます。利益確定の準備をしておきましょう。
下攻め後も90円より下は買いが厚いと考えられます。次の下攻めを待ってまた買い直したいですね。また海外市場では現在のところ、株に対して若干の逆相関が発生しているようですので、日経平均がもし10000円を割れてもドル円への影響は限定的と思われます。
● ユーロ
特段何かが起きたわけではないですが、上値が重い感じ。それだけにむしろ問題が大きいでしょうか。
上値を追うのは控えた方が良いでしょう。また、ボリンジャーのミドルバンドを既に割り込んでいるのも気になるところで、しっかり戻りを待った方が良いです。短期の思惑で1.450は割れるかもしれません。
● 豪ドル
昨日はユーロよりしっかり上げました。まぁ金利の思惑が働かないユーロの方が先に根を上げたというところでしょうか。豪ドルの方が本来的な上値余地が残っていますから、今の状況であれば買うのは豪ドルですが、ドル安が一服した状況を見る限り、安易にここを拾いに行くのも考え物。0.87を超える水準では買いは控えて手持ちのポジションを引っ張っておくにとどめた方がよさそうです。
● 株
NYダウが9800ドルの突破に何度も失敗しており、ここは警戒したいところ。もっとも、これまでにも何度も調整場を読み違えて買い場を逃している私が偉そうに言う話でもないですけどね。やっぱり、一度下値を確認してくれないと腰を入れて買えません。そういう意味では9600ドルがとりあえず確認できている目処ではあるんですが。
日本株は昨日の反動からしっかり上げてくれました。特に先物は10200円まで上げてくれたのが嬉しかったところ。ただ、10150のテクニカルポイントがかなり意識されているようで、売りも大量に出てきましたから、利益確定のタイミングを逃しているとちょっと痛いかも。10000円の攻防で下値を確認する必要がありそうですので、終値が10000円を割れてくるようなら、損切りが必要でしょう。
幸か不幸か、私は随分前に調整場を読み違えて決済したため10000円を超える長期のポジションが残っておらず・・・・・。これはこれでちょっと寂しい感じです。