Twitterでも相場雑感をメモっておくという用途は果たせる事に気付いてBlogの更新をサボり気味ですが・・・。
● ドル円
来週の想定レンジは89.30円~92.00円
今年一年はレンジに入りやすいとの観測です。現在の水準では90円前後にある損切りの売りをヒットして、89円台への突入を見込んでいます。
89円の損切りが狩られたタイミングでは是非一度、ドル円の買いにでたいところ。その上で92円より上が重いため、売り立てるときは92円台を損切り目途にすると良さそうです。
私はもう少し下に来るのを待つ、あるいは日本株の調整終了後を目途に買いでいきたいと思っています。
● ユーロ
1.4250~1.4300が超重要水準ここを割り込んでいくとドル安トレンドは終了したことになり、豪ドル、ドル円などにも大きな影響が出てきます。
逆張り的に買うならまさに今はチャンスとは思いますが、いつまでも引っ張るようなことは内容に注意したいモノです。上述の水準は長い長いもみ合いの期間が過去にもあり、ここ割り込むことは意味が大きく、かなり積極的な売りが出てくると思います。割り込みさえしなければ、悪くないチャンスですが。
● 豪ドル
ドル安トレンドによる力が失われており、豪自体の経済の強さが引っ張っている状況です。ただ、豪ドルも極めて重要な上値水準0.930を攻防している状況で、ここでの買いは慎重になるべき。
0.940を壁にした売りも考えられますが、リスク志向の追い風を受ける豪ドルに対する戦略はやはり基本は買いに置きたいところです。戻りを待って買ってみたいところ。
クロス円での同意が強くなっていますので、買いならクロス円の戻り買いの方がいいと思います。
● 株
決算見極め中といことでNY株も調整中ですが、基本的には良好な決算が見込まれており、来週一週間は戻り買いでも差し支えないと思います。むしろ決算終了後の「事実確認の売り」に注意すべきです。決算終了後にはこれと言った材料が見あたりませんので、利益確定の動きが加速すると思います。もちろん、下値は拾いたいところではありますが。
日本株は11000円の壁を前に足踏みしている印象。日本株を買っているのは主に海外勢です。国内の感覚ではこれほど日本株が買われる理由も分からないと言ったところですが、円高終了の思惑に加え、好決算が既に織り込まれてしまっているNY株などよりもお買い得感があるといった思惑が背景にあると思われます。
ただ政治リスクに対する反応は海外では遅れがちになるだけでなく、政治リスクに対する反応は海外の方が激しいので、要注意です。