メールサーバーでバーチャルドメインを運用する、最もスタンダードと思われる方法はやはり、Postfix + dovecotの構成ですね。 RHELやCent OSのRPMだけで対応できるのが良いです。
私は何年か前から、クライアント向けの環境ではソースをビルドしたミドルウェアは提供しないという方針です。これは「再makeしないと○○出来ない」というシチュエーションが減った事に加え、RPMパッケージの品位が格段に良くなった事が理由です。
Apacheとかをたいした理由もないのにわざわざソースから入れ直してサービスを提供している例も見かけます。理由があれば仕方がないのですが、その理由が「安定性」とかだったりすると「お前はRedhat社以上に動作検証をしているのか?」と問い詰めたくなります。
そんなとき、ソースでの配布しか実質的に認められないというソフトがあったりするわけですね。そうqmailですよ!私がqmailを廃止して回ったのはそのような背景があります。 まぁ、それ以上にバージョンアップが止まっているという理由も大きかったですけど。