円高の進行などで、為替相場に変動する仕組み債や投資信託の評価損が膨らんだという。経団連は「運用体制と為替リスクの認識が十分でなかった」と説明しており、3人の役員の報酬を減額する。
経団連も円高被害を受けてしまったらしい。しかし、いったいそんなに金を儲けて何に使っているんだろうか?という疑問を述べると、突然逮捕とかされてしまいそうなので控えておこう。
ただ、米国の保険屋の名を借りた銀行の幹部などが億単位の報酬を受け取ろうと企んでいたのに比べれば、やはり日本の幹部は潔いとは思った。一部の経営者に至っては、率先して自分の報酬を減額している。その辺も当然海外では報道されており、ジャパンバッシングどころかGMバッシングに至る下地を造ったわけだ。相互の理解って大切ですね。
昔に比べれば、米国と日本の相互理解はかなり進んだと思う。最近は中国との関係改善も著しい。日本のすぐ北にまったく相互理解の進まない国があるのとは対照的だ。