相場見通し

振り返ってみれば典型的な”災害による行き過ぎ相場”でした。一昨日から狙っていた

ただ、相場の本質はドル安と見ます。EUR/USDやAUD/USD等は、上昇に備えるスタンスで望みたいと思います

は一応機能しています。引き続きインフルエンザネタには警戒が必要ですが、WHOが警戒レベルという概念を持ち出しそれが広まったことで「レベル5」までを相場が織り込んだというのが実態だと思われます。つまり、不透明感しかなかった豚インフルエンザというニュースのリスクが、警戒レベルという数値で可視化されたわけです。コレによって相場は豚インフルエンザのリスクも織り込めるようになりました。

そのタイミングに、経済指標が米国から欧州権まで総改善という予想外の状況に相場は追従を迫られ、ショートカバーから一時的な上昇相場に反転したというのが私の見解です。

これはWHOをたたえるべきなのか、相場の貪欲さに畏怖を抱くべきなのか・・・。ただ、基本的なレンジ相場は継続しており、今日のレベルからの上値追いはごく短期にとどめるのが無難です。レンジブレイク判断は慎重に。

● ドル円

クロス円の上昇に支えられていますが、今日は東京市場がお休みだったことに注意。ドル円の買いポジションは明日の東京市場までに一度閉じ、仕切りなおしたほうがよいように思われます。

ドル円については、ドル安傾向の圧力を受けているため上昇幅が鈍く、戻り売りを仕掛けるならドル円が良いと思われます。日足を見ると、ここから売りの追撃は躊躇われるので、一度待ったほうがよいと思われます。97円で一度売り、ダメなら速やかに撤退。ただし、ポジションを引っ張る戦略なら売りのほうが機能しやすいと思われ、97円でダメでも落ち着いて上値が抑えられるのを待てばよいと思います。基本的にはレンジ相場なので相応の戻りがあります。

今の水準(97円より下)ならジャブのように買いを入れて上値を探るのも有効かもしれません。ただし上値が重くなっていることに加え、東京市場での円買いが進む可能性は考慮しておきたいところです。

● ユーロ

判断基準を1.31(細かく言うと1.3080)に置いたのがそもそも半端だった?でしょうか。私は現在は買いに転じています。

でも、ユーロはテクニカルに見れば巨大持合を放たれるかどうかの重要な節目を争っているわけで。多少右往左往してしまうかもしれませんが、判断基準を目安にしっかり売りと買いを切り替えて、追従する方針で臨みたいと思います。1.31を超えている範囲では買いで放たれを狙いましょう。逆に下回る水準では細かい戻り売りを続けます。

● 豪ドル

豪ドルに関しては今年の年初から私の戦略は一切変わりありません。戻り買いを続け、ポジションを調整しながら、ポジションを積んでおき、上昇に備えるというものです。昨日の相場を見ていただければ、結局0.70で支えられており、これは豪ドルの強気を示唆しています。少なくとも今年の2月あたりからに限って言えば、この戦略はかなり汎用的に機能しているはずです。

正直、ポジション調整といいながら厳しい状況が長らく続いており、この状況はまだ続くと考えています。長い目で見ると0.730を上抜けない限りはレンジ突破とはみなせませんから、レンジトレード戦術で耐え続ける必要があります。

コレを書いている現在、0.71後半の水準。これはレンジ、0.690~0.730の間で形成を始めているいびつな三角持合の上限近くに位置しており、上値追いの危険性を示唆しています。レンジ突破までは戻り買いを引っ張り、追撃買いはごく短期にとどめるのが無難と思います。

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