相場見通し

相場はゴールデンウィーク狭間ですが、強く言っておかねばならないことがあります。それは「ゴールデンウィークであることを言い訳にしてはいけない」ということです。

ついこの間のイースターエッグの際も、相場の異変に気づきながら「連休で相場が薄いから」なんて結論を出したせいで、結局判断の遅れを招きました。

昨日・今日の値動きについても早速「ゴールデンウィークだから」という言い訳が出始めています。確かにゴールデンウィークで相場が薄くなっており、根が上下にブレ安いのは確かです。しかし、相場の濃い薄いに関係なく、兆候や異変、そして本来的なトレンドは常に相場の中に織り込まれていると私は考えます。痛い目を見てそう学習しました。

特に、ニュースの織り込み度であったりセンチメントであったりという部分は、相場の濃い薄いは関係なく、常に兆しを見つけることは可能だと思います。むしろ相場が値動きが激しい分、兆しも見つけやすいかも?少なくともいえることは「休日だからという理由を思いついたら、かならずもう一つは理由を考えてみること」が必要だと思います。

● ドル円

ドル円はひとまずの売り目処、97円を越えて上進し、東京市場では上値が抑えられたものの現在は一気に98円オーバーの水準です。

先日は、経済指標が米欧一斉に、しかも予想を上回って改善しましたので、こうしたリスク志向の動きは理解できるところです。しかし、他通貨に比べてもドル円の戻しは大きく、特に日中に下落が進んでいるところから見ても、実需の影響力によって本来的な円高圧力はまだ存在すると考えられます。

一方で、リスク志向を目安としたドル円の買い圧力も若干復活しています。こうした2つの思惑にはさまれて引き続き上値も下値も重い状況が続きそうです。なお、クライスラー破綻のニュースは、日本にネガティブ、米国にポジティブの効果をもたらします。GMが破綻となった場合も同様でしょう。

目先の上げ相場は他通貨に任せたほうがいいでしょう。決して買いが悪い選択肢というわけではないのですが、他通貨の方が上値が伸びやすい為、どうせリスクを取なるならユーロや豪ドルの方が期待値は大きいと思います。ドル円はしばらくリスク志向局面での売り担当ということでいいと思います。今日は既に随分上げてしまい、買いづらいですしね。

 

● ユーロ

重要水準真っ只中。特に1.330~1.335あたりは重要な水準であり、ここを突破すれば昨年から続く巨大なトレンドラインを上抜けることになります。放たれた場合の上値目処はひとまず1.40あたりを想定しています。現在はしっかりはねえされてしまってます。

これもタイミング次第ですが、基本的には買い場探しとなります。現在の1.320は一つの目処。サポートは1.31あたり、このラインを襲っているようだと今度は上昇トレンドに懸念を感じますが、オーバーシュートがかなり大きかったのでその戻りも大きいとも考えられます。一度だけ思い切って底値を拾いに行くというのがイイと思います。むしろズルズル買いに注意。

売り買い両睨みで舵取りの難しいユーロですが、またまた面白い状況になってきたのは事実。恐怖も感じますが、ここは買い場を探してがんばります。

 

● 豪ドル

私の予想がスカっとはずれ、トレンドラインを一気に上抜けて、さらにはここしばらくのレンジ上限でもある0.73さえも上抜けました。ただ、基本的にはオーバーシュートと考えるべきでしょう。

一方、下値の目処は0.715及び0.700。もっとも0.730前後でもみ合うようなら、このラインが新たにサポートに転じた可能性が大きいと思われます。

なお、0.73越えはチャートを見ても分かるとおり、目立った抵抗がありません。テクニカルや過去の高値で上値を探りながらも、再び0.800までの上昇を期待できる下地が整ったと考えられます。一通りストップも刈られたことですし、ここから先は落ち着いて上値をみて買いで追撃したいところです。もちろん戻り買いも有効です。

 

● 日経平均

寄付きから日経平均は急騰しましたが、日中は小動きで、ゴールデンウィーク中は積極的に動きたくない心理が反映されていると思います。もっとも、そうはいっても海外市場は動いているわけで。明日の東京市場も海外相場に押される形となるでしょう。注目はやはり9000円越えが成るかどうかです。

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