相場見通し

ゴールデンウィーク期間中・・・・。やっかいなことに各通貨、重要水準を争っていますのでポジションを持たないわけにもいかず・・・・・。激しい値動きが予想されますので、指値・逆指値の設定はお出かけ前に見直しておいた方が良さそうです。こまめにメンテ。

● ドル円

円安が止まりません。このところ円安を仕掛けているのは短期筋。リスク志向との連動を念頭に置いていると思われます。一方、円高を進めてきたのは主に実需。ゴールデンウィーク期間で実需の動きが鈍いことを考えれば、ゴールデンウィーク期間中は円高も限定的と思われます。

チャートポイントである99.50円付近では頭が押さえられています。ここで一度売り、ダメなら買いに転じるという先週の戦術を維持します。99.67の過去高値は誰もが意識する水準ですので、売りを考える向きも少なくないでしょう。ただ、99.70あたりからは速やかに買いに転じる準備は必ず必要です。まだ損切りが刈られていないので指し値を入れて置くのは少々リスクがありますが、気持ちの準備をしておくだけでもだいぶ違うはずです。上値の目先目標は引き続き、101円に置きます。

 

● ユーロ

こちらも順調に上進してはいますが、やはり1.330付近からの上値が重く、たびたび跳ね返されているようです。市場が薄いのでダマシに注意しながら、買い上がっていきたいところ。一応、一度調整が入っていますので、思い切って上値を追っていってイイと思います。1.3350越えあたりが順張りの目処になります。

 

● 豪ドル

こちらも順調に上進。ほぼユーロと同じ値動きとなっており、市場がリスク志向によって再び動き始めたことを示唆しています。ただし豪ドルは重要水準0.730前後がサポートに転じたと見えます。他通貨はまだ重要水準の突破を争っています。

小さい戻りは買いましょう。上値追いはお早めに。なお、長期目標は0.80ですが、その前に心理的節目やオプションの設定が予想される0.75が一つの目処になると考えます。

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