ホットストック:野球のWBCで日本が連覇、関連銘柄も堅調に推移【ロイター】
野球の国・地域別対抗戦、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝戦で日本が韓国を5─3で破り2連覇を達成した。ユニフォームを提供するミズノ(8022.T: 株価, ニュース, レポート)、スポンサーのアサヒビール(2502.T: 株価, ニュース, レポート)や日本マクドナルドホールディングス(2702.Q: 株価, ニュース, レポート)、試合中継のTBS(9401.T: 株価, ニュース, レポート)など関連銘柄の株価も堅調に推移している。
実際には試合終了前からもみ合いを抜けて、日経平均は上昇しており、最終的には「加熱気味」と考えられていた、8400の壁を一気に突破しました。延長時点で既に日本の勝利を織り込んでいた?ということにしておきましょう。
● ドル円
いよいよドル円も98円を回復。いよいよレンジ上限99円目前です。先週の判断ではかなり思い切って底値を買いに行きましたが、ようやくその判断が間違っていなかったと確信しているところです。
むしろ96円で一部利を食ったことのほうが間違ってたのか?というくらい。まぁでも、なんといっても利食い千両。96円利食いの判断は後悔していませんし、適切であったと強弁しておきます。
なお、98円は当面のレンジ上限でもあり、ここから99円を一気に突破することは難しいと考えます。ここは改めて出口戦略を見直したいところ。少なくとも、逆指値は全て洗いなおして利益を確定で確定しておきたいところです。。
また正直、下値を固めない今の状態のまま100円チャレンジというのは少々心もとない印象。むしろ一旦足踏みして98円を固めてくれたほうが安定感があるとおもいます。また、利益確定がもったいないという向きには、引っ張っているポジションの半数程度に、98円割れの逆指値を設定しておくという手があります。
なお、ドル円を売るなら、他通貨のドルストレートを買うことをオススメします。逆も然りで、他通貨のドルストレートを売るなら、ドル円を買ったほうがいいです。
● 欧州通貨
こちらも先日と今日の押し目がなかなか良く、理想的な形で下値が支えられていると思います。1.37は手堅く回復すると期待したいですが、1.37を本格的に割れてきそうなら、素直に一度損切りしておきましょう。
1.40を目指すという向きもありますが、本来的な脆弱性を抱えるユーロをあまり引っ張りすぎるのも考え物。しっかり短期で買っていきたいというのが私の考え方です。今の段階では目処が付きませんが、時期に売りの好機もめぐってくると思いますので。
1.40は心理的節目としての目処ですが、ここではしっかり利食いをいれて、まださらに上がるようでしたら買いなおして1.42台を目指すこととしたいです。
売りはチャートとニュースを判断してうりたてます。現状のトレンドでは正直、よい売りの目処があるわけではありません。強いて言うなら1.40でしょうか。上値が重くなったのをチャートで確認して、成り行きで1.35あたりまでを狙うのが無難と思います。
スイスフランもユーロにつ入れてよいチャート型になっており、クロス円での買いも悪くなさそうに見えますが、やはり対ユーロでの介入が気になります。どうせ短期なら、素直にユーロでいいでしょう。
● オセアニア通貨
こちらは読み違いがありました。0.70は確かに固かったですが、0.70台に大した抵抗がなく、スルスルっと0.70後半まで上がってしまいました。まぁアレだけしっかり0.70で押さえられれば逆にエネルギーも溜まるというもので、そういう簡単な見落としがあったのは反省点ですね。しかし結局は0.70付近まで下落しています。これは本来的な0.70台の重さというよりは、単に0.70がサポートに転じたと言うことでしょう。
豪ドルについては、ここまでしっかり上がってきましたので、次の下落サイクルでどこまで落ちるのかを今のうちから考えておきたいです。私の戦術は積み上げ豪ドル作戦ですから、下落幅の目処を付けて、筋の悪いポジションの利益を確定させる必要があります。
ごく目先のサポートとしては0.70前後が強固なものになりそうですが、そこを割れれば0.685まではごく普通に下落のリスクがあると考えています。さらに、ここまで上げが急ピッチでしたので、もう一段厳しいシナリオも準備しておいたほうが良さそうです。
もっとも、いずれにしても下落したところは買いなおします。