相場見通し

日本では「景気底打ちはニセモノ」などとマスコミを中心に根強く騒がれていますが、世界の注目はもはや

 ・景気の底打ちはほぼ間違いない
 ・今後、再下落の場はあるだろうが、昨年末から年始にかけてが最悪だった
 ・ドルの大規模な量的緩和の副作用が懸念される

などというように、スッカリ出口戦略に注目は移っています。日本の大衆マスコミの報道を鵜呑みにしていては、株にしろ為替にしろ相場では損失を拡大させるだけです。むしろ日本の大衆紙が「景気底打ち」などと報道し始めたら、売りを狙うサインであると考えたいところです。

● ドル円

99.50円前後ではまずは売りを試してみましょう。引き続き、買うなら対ドルで他通貨を買うほうをオススメします。ドル円の目先目標は101円。さらにその上の抵抗は厚いものがあります。勢いがある他通貨に乗ったほうがよさそうです。

ドル安が懸念されている為、なかなか投機だけでは上がってくれません。ゴールデンウィーク明けの東京市場の動きをしっかり見ましょう。週明けの東京市場がしっかり円安に振れれば、円安安心感が出てくると思います。この場合は上値を追いたいところ。

逆に週明けの東京市場で円高方向に行くようなら、戻り売りスタンスを継続します。99.50で売り、99円以下では買いに行く単純レンジ戦術は今週はよく機能しましたが、来週はゴールデンウィークあけということもあり、どうなるか全く不透明。IMMポジションにも要注目で、円売りが積み上がっていたら要警戒です。

ドル円を見ていると取引は難しく感じるかも。クロス円もそこそこ難しいことになっているのでは?と思います。ドル円が市場センチメントに連動しないことが主な原因で、99.50前後は重いということだけが今週は確かなことでした。この状況が続くようであれば来週もEUR/USDやAUD/USDなどのドルストレートペアの取引を主体にすることをオススメします。売るにしても買うにしても、センチメントと連動しない通貨は動向が読みがたく、利益を伸ばしづらいです。

 

● ユーロ

いよいよ上に放たか?という印象。放たれてしまえば紆余曲折は経ながらも1.40あたりまでの上昇も手堅いと思われます。昨日の上げを持ってもまだ上げすぎというには早いと思いますので、上値を追っても良さそうです。

ただ週明けはゴールデンウィーク明けの東京市場が待っていますので、そこは注意が必要です。早朝で窓が開くリスクよりも、実需など短期筋以外の取引でクロス円が大きく動くリスクを念頭においておきたいです。

なお実需で下方向に向かったら、チャンスと見て果敢に拾いに行きたいところです。1.33までの下落は拾いに行きたい水準です。

なお、ユーロは上げてはいますけれども、ユーロ高というよりはむしろドル安であると考えています。先月から既にリスク志向以外の材料が重視されていると書きましたが、その中の一つはドルの量的緩和。結果としてみれば、大規模で実効的な量的緩和を行ったのはドルだけであり、量的緩和によるドル安懸念が再燃しつつあると考えています。

 

● 豪ドル

さすがに今日は息切れ中です。0.765越えに抵抗の予想の他、0.760はオプションが押さえています。これを突破したら、新たに0.760をサポートとしてひとまず扱いましょう。ここまでの上げが早く、信頼できるサポートが0.730とかなり距離がありますので。

 言うまでもなく買い継続ですが、週明けはクロス円での動きが気になるところ。キツイ調整が入る可能性も含めて準備しておきたいところです。もちろん、大きく下がったところは拾いに行きます。

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