「ノートPC持ち出し」をサポートするデータ通信カード、アルカテル・ルーセントが出荷開始へ【日経BP】
冒頭説明に立ったエンタープライズソリューション事業部の平井賢吾事業部長は、この半年ほどユーザー企業やチャネル・パートナの話を聞いて考えたという以下4点の提言を披露した。
(1)ノート・パソコンを持ち出して仕事をする人が少なくなってきたが、海外ではそのようなことはなく、もっと出先で使うべき
(2)最近はなくなってきているが、情報やパソコンの利用者環境の重み付けをする認識を持ち取り組みを行うべき
(3)ノート・パソコンを紛失するとクビになるという話を聞いたことがあるほど、盗まれたほうが注目されるが、盗んだほうを罰することを推進すべき
(4)創造性を発揮することを考えると、ノート・パソコンを“公私混同的”に使うべき
――との提言である。
なんて素晴らしい提言なんだ!
むしろこのソリューションによって私物PCを持ち込める文化が広まることにも期待したい。以前もお話したが、仕事道具に自分が購入したもの(私物)の持込不可なんていうのはエンジニアの中でもシステムエンジニアくらいではないだろうか。自動車整備士などは当たり前のように何十万円もする工具セットを自費で購入し、持ち込んで仕事をしている。PCのスペック合戦が終わりに近づく今の時代、システムエンジニアも手になじむ自分専用の道具を使うべきだ。