● ドル円
95円に目処を置いたのは失敗だったかも、という気がしています。というのも、予想よりも簡単に多少余裕を積んで94.70円くらいでよかったかも・・・・。95円を支えるオプションを見誤った為ですが、95~96円のレンジ感は相変わらず強く、引き続き95円を超えたラインから買い、96円付近で売るというのでイイでしょう。もちろんこのレンジを活かして売り立ててもよし。
ただ、売りの魅力はむしろ94.50円あたりから。順張りでしっかり売りたいところ。それまでは引き続き買いも続けたいと思います。96円を超えたらまた順張りで少し買ってもいいかもしれませんが、やはりドル円に力を入れて買うよりは他通貨の対ドルストレートペアを買いましょう。
● ユーロ
1.35を回復していますが、思ったよりもしっかり下落してしまった印象です。想定の範囲内と考えていて、特別な対応は一切取っていませんが、ここは耐えておいて欲しかったなってところ。短期下限は修正する必要があり、無難に1.340くらいにしておきましょう。
余裕があるならナンピン。既に十分なポジションを建てているなら、様子見でいいと思います。1.35を固めるのに手間取るようでしたら、一度切っておいたほうがいいでしょう。
● 豪ドル
「0.750前後のサポートを目処。ただし、一時的に0.74台への突入はある」という観測はしっかり当たり。ユーロははずしましたけどね・・・・。
豪ドルはあいかわらず変動率(ボラリティ)高いので、このくらいの余裕というか、いい加減さをもって接するのがいいです。0.74を割れそうなら一度切ったほうがいいと思いますが、そこまではポジション放置や短期の利食いの方法で。目先は21日線を前に支えられ、テクニカルにもよい形です。
したがってポジションを切りすぎず、少しは残しながら上を狙いたいところ。ただし、掲げていた長期目標0.80にもう間近に迫っていることもあり、0.70前後の頃のように勢いよく買い積んでいく状況でもないです。特にこのところ目立った悪材料がないため、悪材料に対する打たれ弱さが醸成されている恐れもあります。悪材料が出てきたら思い切って、利益確定を入れた方がいいとおもいます。それでまた持ち直すなら、また買い直す、と。ちょっと短期志向でいきましょう。
なお、対円で豪ドルを買うのは今のところ避けておいた方が良さそうです。ドル円が96円を固めてから、豪ドル円は買った方がいいと思います。それまでは対ドルで買いましょう。
● 日経平均
やはり9000円は底堅いですね。目先に分かり易い目処なので、ここを基準にマネージして買い込んでおきましょう。