相場見通し

相場の環境は一変し、少なくとも本格的な調整局面に入っていると考えます。
注目は「○○金利」。要は、ニュースに「金利」と言う言葉があったら、とにかく注意するということです。

● ドル円

買い勝負が基本ですが例年の事情に加え金利ネタがホットな話題になったこともあり、急激にドル円取引の安定感が増してきたと考えます。

99円手前の水準。持合を上に放たれた為、今年3月からの攻防ラインに復帰したということでしょう。勢いが付けば、99円を抜け100円にまで到達する可能性を残しています。

基本的には戻り買い有利と考えています。戻り買いで調整を付けて101円の突破を狙います。以前は101円突破後の目標を102.50円付近においていましたが、ここまでかなりエネルギーが溜まっていますので、101円を突破した場合はその程度の円安ではすまない可能性があります。

もっとも、それ以前の話として、このまますんなり99~100円の壁を突破できるかというとそこがまず難しいところ。100円を背にするイメージで売りたてるのも悪くなさそうです。

これほど円安が進んだ理由は、一つはテクニカルな要因。ヘッドアンドショルダーの形成に失敗した上、持ち合いも上方に放たれたということが一つ。そしてエネルギーが蓄積されていたところに、米の2010年利上げ観測など金利にまつわる話題がホットなモノになって溜まったエネルギーを噴出させるきっかけを作りました。

目先は「○○金利」みたいなニュースが出てきたら全般的に注意。経済指標と違って突発的にネタが提供されやすい側面もあるので、ある程度上下にブレやすい環境であることは覚悟したほうが良さそうです。

2010年には利上げをするとの材料が市場には織り込まれつつあります。経済実体を見れば「利上げはさすがにやりすぎだろう」という気もしますが、私は「早期に利上げせざるをえないだろう」と考えています。

米国が投じた策は基本的には劇薬であり、景気の底が見えた今、何らかの出口を探さざるをえません。むしろ市場が2010年初頭の利上げをコンセンサスとしているなら、それに便乗してしまうのは十分ありえる手段だと考えています。

● ユーロ

相場環境は一変し、明確な調整局面に入っています。今日は日足のボリンジャーミドルバンドにとりあえず支えられたという状況で、各種オシレーターをみても、戻り売りをもう一息というのが無難なところと思います。

また長い目で見ても、これまではリスク志向=ユーロ高、でしたがその概念が一変するネタが市場に呈されたわけで、ユーロ取引は注意が必要です。この下落トレンドが単なる調整なのか、それとも本格的に1.30辺りを目指すのかについては、見極めが必要です。

● 豪ドル

強烈なドル高傾向に巻き込まれる形での下落。ここまでの上げが急ピッチでしたので、調整が本格化するだけでも結構な勢いで下落するでしょう。もしくは既に結構な勢いで下落したというべきか。

ただ、引き続き本来的な豪ドルの強さは失われていないとの認識ですので、ひと段落したところは買いなおしたいところです。ただ、そのひと段落は少なくとも今日や明日という話ではないと思っています。0.78で一度支えられて反発したあと、0.74あたりまで調整が進むイメージを持っています。

しかし0.78前後で支えられる可能性もあると考えており、一度0.78前後で落ち着いたところで買いを入れ、下落が止まらないようでしたら損切りの上、0.74あたりまで売り込むという戦術でいきたいと思います。

● 日経平均

9700円はサポートされたと考えていいでしょう。為替と違って下値が限定的なので、売り込みタイミングには要注意です。このもみ合いをどちらに抜けるか、興味深いですね、。

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