● ドル円
98円台が重い状況が続いています。今日は東京市場で一時97.00円を割れましたが、97円越えの水準では買いのスタンスは継続します。基本的には上方のレンジブレイクを狙っています。
もしきょうこのままズルズル97円を回復できない場合は、様子見。買いの最終撤退ラインは96.20円あたりとの認識ですが、安全策をとるなら97円を超えている状態の方が安心感はあるでしょう。
● ユーロ
まだ下に放たれたと見るのは早計ですが、基本的には売りを狙うべきでしょう。1.3820辺りがレンジブレイクの目安ライン。終値で判断します。しっかり狙ってレンジブレイクを取り逃さないようにしたいところです。
経済指標が欧州圏では改善していたため、下への同意がが弱いようです。ただ現状は上値の重さのほうが気になります。調整が本格化すると、その目安は1.3450あたりになります。
● 豪ドル
レンジを放たれたと見るのは時期尚早でしょう。安全に行くなら0.78割れを売りでついて行けばいいと思います。教の地合であれば、0.80を背にした戻り売りもよいと思います。
基本的には下方向のトレンドが発生したときの方が値動きは大きいと考えられます。上値の天井感がありますので、何度か下値を試す必要があるでしょう
● 日経平均
ようやく調整らしい調整が発生。今となってはむしろ安堵感すらあります。
損失覚悟の買いを続けていましたが、昨日はさすがに売りに転じて少しばかり回収できました。まぁ分かり易い調整場だったと思います。
これまでやむを得ず上値を追い続けてきたが、調整の場所を見つけて利益確定のついでに売り込んでいる、というパターン。別に私だけに限ったことではなく、そういう参加者は数多いと思います。
参考までに私の心理を明記しておくと、
「とりあえず、昨日は売っては見たものの、引っ張っている買いポジションもあり、そこには手を付けたくない。しかし調整がこのまま本格化しそうなら、上のポジションから切っていかざるをえない、と」
こういう参加者は他にもいると思いますので、今日の経済指標が悪ければズルズルっと調整相場が長引くと思います。
基本的にはまだまだ調整不足で、今日発表予定の米経済指標が大変気になるところ。この結果が予想を下回れば、調整にさらに勢いが付くことは十分考えられます。今日、反発しなければさらなる調整の算段が必要です。
まぁどこかでは買うんですけど、慌てすぎないようにしましょうということ。