すみません、しばらくお休み、失礼しました。
● ドル円
上に抜けると思っていたんですが・・・・。予想を外れました。一度は撤退ラインを明確に割り込みましたので、私は損切りでちょっと痛いです。
下値は最大で93円辺りが見込まれますが、まぁ無難に考えれば95円を下抜けすることはないでしょう。そういうわけで私は96円で一度買いなおしています。ただ、上値はまだまだ重い印象で、敢えて買いで行く理由もないでしょう。97円突破確認後が無難です。
思いのほか、リスク志向にしたがって上下しており、ここは私の読み違えた部分です。逆に言えば株価の調整が済めば、再び上攻めに移れると思います。株価に連動しているのはある意味ポジティブと考えられますので、そう悲観的に見なくてもよいと思います。
● ユーロ
先にあげた1.3820辺りの判断ラインは割れないまま反発していますので、もみ合いが継続していると判断します。
結果としてみれば単なる調整局面。下に放たれる可能性を考えていましたが、むしろ徐々に下値懸念が払拭されつつあると認識します。
ただ、ここまでの上げ相場の反動で本来なら大きく下げておかしくないところを、ひたすら横方向にもみ合っている状況ですので、調整局面を脱するにはもう少し時間が掛かりそうです。具体的に言うと、移動平均からの乖離が解消するまでもみ合いが続くという、タダそれだけのことではありますが。
● 豪ドル
安全に行くなら0.78割れを売りでついて行けばいい、と思っていたのですがこちらも下値が固いというか、フツーにも見合い局面のようです。ここまでの上げ相場の調整をもみ合いで行っているということでしょう。
ここまま下値が割れないようならもみ合い局面はさらに長引くと思われ、数日中に上向きトレンドというようなイメージは持っていません。0.78割れに損切りを置いて、レンジ下限に近いところを買って気長に待つのがいいかも知れません。
現在、経済環境的には底打ちを確認した状態ですが、市場は既に上昇を織り込むチャンスを探しています。しかしそんなものがそうそう簡単に出てくるはずもなく、このところは為替も経済指標の上下に良く反応しています。ある意味相場が正常化したということでしょうか。
経済循環に従えば今年は元々米国経済が底を打つと考えられていた年で、ある意味予定通りの経済に戻ったに過ぎません。それを考えれば、ここから一気にV字回復というのもさすがに過剰な期待でしょう。ゆっくり着実に回復してくれればそれが一番です。もちろん、それは日本経済についても同じです。
● 日経平均
誰もが調整と認識している相場で、悲壮感はありません。私も戻りは買っていますが、リスクとしては9200円くらいまでは普通に下落の恐れがありますので要注意。さらに言えば、9200円割れを逆張り的に買いに行くかどうかは判断に迷うところです。
ここまでかなりの過熱感がありましたのでクールダウンには時間も必要と考えています。慌ててポジションを増やし過ぎないようにしたいものです。