「猥褻な日本マンガ」+「創作物をEメールで送付」で20年の収監【WIRED VISION】
同被告が有罪判決を下された罪状のうち2つは、米国の裁判史において初めてのものだった。1つは、わいせつな日本のマンガの所持、もう1つは、ポルノ的な創作物を執筆し、それを電子メールで送信したことだ。
これが日本なら、数十万人は犯罪者ということになりますね。ビックサイトなどは年に何度も犯罪者の巣窟ということになります。なお、言うまでもありませんが、これは日本がおかしいのではなく、米国がおかしいのです。
米国は自由の国というイメージ程には、自由の国ではありません。特にキリスト教がうるさい分野においては・・・・。米国が自由なのは経済だけ。特に保守層が幅を利かせる分野においては、他人の自由を認めず積極的に叩き潰そうという動きがあるのは、日本と同じことです。まぁ、政教分離に成功している分だけ、日本の方が状況は良いのですけれど。
ところで、最近のダバコに対するバッシングはやりすぎだと私は思っています。まぁ副流煙の問題があるからある程度隔離する必要があるのは仕方ありません。しかし最近は、それにとどまらず、むしろタバコを吸う者を悪のごとく決め付け、叩き潰そうとしているかのように見えます。
遠くない将来、タバコは密閉された喫煙コーナーでのみ吸うことが許されるようになるでしょう。自宅の庭や自宅のベランダで吸うなど、とんでもない。自宅から徒歩で数分の喫煙コーナーに歩いていき、その中でだけ吸うことが許されるのです。なお、喫煙コーナーの維持費は増額したタバコ税でまかなわれます。
実のところ、既にタバコに対する制限は合理的に説明が出来る範疇を越えつつあると私は感じています。単に嫌だから、バッシングしているのです。もっと言えばタバコ臭いのが嫌だから、隅に追いやろうとしているのです。
なんとまぁ、狭量な世界でしょうか。
私は全くタバコを吸いませんから、正直タバコの行方がどうなろうとかまわないわけです。しかし、その狭量さはつくづく嫌になります。また、そうした動きを見逃すことで世の中がより狭量な社会にになって、最後には自分に火の粉が降りかかってくることも理解しているつもりです。しかし、狭量な人々は得てして、それを理解していないものです。
他人には自分と同じであることを強いるのに、自分が他人から逆に同じであることを強いられたときには激しく抵抗する。そんな人たちがいかにももっともらしく規制の強化を訴えていることが、何より我慢できません。