● ドル円
相変わらずレンジ継続中。基本的には95円を割れないという前提で取引をし、それを割れたら93円は割れないという前提で取引を立て直す、といきたところ。95円に近づいたところを買いに行きましょう
今日の地合ではまだ買いは早いかという印象ですが、含み損を抱える覚悟があるなら96円前後の買いもアリとは思います。200日移動平均が近い水準にありますから、テクニカルに見てもそう無謀でもないと主思います。
一方、売り方は95.70円割れからついて行くイメージで売り増すといいと思いますが、95円近くではいったん撤退した方がいいと思います。
● ユーロ
きれいに上値を抑えられています。もみ合い局面ですが、若干下値リスクが増してきた印象。レンジ取引ならドル円の方がやりやそうそうです。
1.3820を本格的に割れてくれば(終値で回復できなようになったら)、1.365前後が次の目処になります。
● 豪ドル
ユーロと連動して動いていますので、単に調整局面ということでしょう。株価との連動性もあり、全体的な調整相場の影響を避けられない状況です。下に放たれた場合の目処は0.760前後になります。
● 日経平均
NY株よりは下値が堅いようですね。中国株に比べると弱いようですが。
しかし現在の相場では素直に、調整相場という相場の共通認識に追従すべきです。細かく売りながら、買いのチャンスをうかがいましょう。いちおう、トレード上の下値(損切り)目処としては9200円割れあたりを想定していますが、感覚的にはそこまでは落ちないような気がしています。