相場見通し

● ドル円

ドル円は目論み通り89円前後で支えられていますが・・・。伝統的に2末から3月にかけてドル円相場は荒れやすい。それを考えれば、テクニカル分析で導き出される以上に下方向に勢いがつく可能性も考慮しておいた方が良い。88.40円を割れたあたりからが特に。

戦術としては88.40円に逆指し値を置いて買い。88.40円を割れた場合は売りで追従。

● ユーロ

既にセリングクライマックスを終え、現在は横ばいフェーズに移行しているとの認識です。レンジを意識して売り立てるのがよいと思います。下値更新には材料が足りないと思います。安易な売り厳禁。

● 豪ドル

0.90前後の取引がかなり重く、上値を抑えています。他通貨ではかなり米ドル高が進んでいますが、豪ドルのみは目立って下げておらず、テクニカル上も堅調です。逆張りで買うならやはり豪ドルが安全です。

0.90に近いところでは半端感があるため、0.905への上抜けを確認して上値を追うか、0.9040あたりに逆指し値を置いて売り立てるのがいいと思います。

米ドル高と円高は両立している

米ドル高と円高は連動しないという意見を持っている人は未だにいます。つまり、米ドルが高くなれば円は安くなる。これはドル円相場だけ見れば単に高いとか安いを言っているに過ぎませんから、ごくごく当たり前で常識的な話です。米ドルが高くなれば、当然円安になる。その逆もしかり、だと。

ところが、通貨市場全体で見れば話はそう単純でもありません。
例えばユーロ安米ドル高が発生した場合。現実にはドル高円安にはならずに、ドル高円高になっているわけです。これは、通貨個別の事情よりも市場のリスク許容度の方が相関性がずっと高いということを示しています。

円高ドル安or円安ドル高はドル円相場では高い安いを表しているだけの言葉ですが、通貨市場全体を見ると、決して両立していない値動きであることが分かります。両立するのは、円安ドル安、円高ドル高。

今後もこのような動きが続く保証はもちろんありません。ただ、過去何年もの値動きを見れば、円高ドル安が市場全体で続くと予想するのは、かなりの逆張り思考であるとは思います。

相場見通し

● ドル円

90円台から円安がとまらず、91円越えの追撃でも利がとれたという状況。

相場が薄くなっているので長期のトレンドは読みがたいですが、基本的な見方は89~97円の巨大レンジに回帰したというもので、来年は戻り買いの繰り返し96円台後半まで様子を見る、というのが良さそうです。巨大レンジを意識した戦術の組み立てがいいでしょう。今年の豪ドル等に適していた積み上げ戦術には、ドル円はまだ適さないと思います。むしろ年始以降下値を確認できたところで、がっつり買って長い時間じっくり待つ方がいいように思います。

 

● ユーロ

ユーロ安が止まりません。ここまで派手に下落してくるとは正直思っていませんでした。売るならユーロとは思いながら、さすがにここから追撃で売るのは怖いですね。こちらも年明け落ち着くまで放置がいいような気がします。

 

● 豪ドル

0.890の損切りを巻き込み下落する、の後にどこで止まるかという目途は正直、持っていませんでした。現在、0.87台ですが、もっとスパっとこの水準までは落ちてくるイメージでした。ズルズル落ちているので、豪ドル買い派にはむしろ問題は大きいです。

下値は0.8650あたりまでは見込んでおきたいところ。過去のもみ合い水準であり、200日移動平均の通過ラインでもあります。ただ、目途になりやすいラインは相場が薄いときには大手がストップロスを狙ってくることは覚えておきたいところ。

私は既に買い場探しの放置モード。相場の薄い間に、慌てて買わないようにしたいです。

 

● 株

株は日米ともに安心感がありますね。NYダウの10500越えはクリスマス休暇後までは難しいと思いますが、チャンスがあれば年末年始の相場の薄さを気にせず、大きく下に戻したところは、戻り買いを入れてみたいところです。株はまだ強気でいけそう。

なお日本株の一人負け状況の修正はひとまず終了。もっとボーナス需要が弱いと読んでいたんですが、読み違えました。政策リスクの折り込みが終わったところに、白川総裁の「粘り強く」発言が入りましたので、こういう状況は政治を重視する海外投資家には好まれやすいです。

相場見通し

● ドル円

ドル円はさすが90円台は固い。だがその一方で、一度90円を固めてしまえば、思い切ってかっていってもいいかもしれません。91.00円より上は損切りの買いが大きい。ただ、年末年始の取引の細った現状では90円台を突破出来るかどうか悩ましいですね。一度利益を確定してしまっても良いと思います。

86円の底打ち観測を維持し、目先の下値目途を88.00円前後に置きます。このラインまでの損失を許容できるなら買っていけるが、これを書いている時点でドル円は既に90円。以外と値幅は大きい。新規にポジションを建てるなら、素直に91円突破をまって買いで追撃が良いと思います。

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相場見通し

● ドル円

持ち合いを放たれても下落に迫力がなく、ズルズルと下値を拡大しているような状況。90円台の上値が堅いのでもうひと売りというのも方法の一つなのかもしれない。

上値は90円台が堅く、さらに81日の移動平均が91円付近に低下してきているので、91円への壁はさらに厚い。十分戻るのを待てば確かにまだ売れそうには見える。

ただ個人的には、円高にも限度があるという相場観なので、最大下値86円程度を想定して、買いのチャンスを探っていきたい。

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ドル安の弊害は火を噴く寸前

焦点:ドル安で原油バブル、米景気は二番底に陥る可能性【ロイター】

ドル安が原油市場にバブルをもたらして個人消費が抑制され、米景気が二番底に陥る可能性が指摘されている。

 

世界にとって大きなリスク、それはドルと円【日系BP】

世界には二、三の非常に大きなリスクがあって、その一つはドル。そしてもう一つが日本の円である。日本の公的債務(累積)は対GDP比で200%になろうとしている。OECD(経済協力開発機構)の最近の発表では、これが5年後の2014年には254%にもなるという。日本国債のアメリカ国債との違いは、ほとんど(95%)を自国民が持っていることである。海外からの投げ売りリスクは少ないが、5%と言えども売りが加速すれば暴落の危険性はある。とくに民主党になって予算規模が一段と拡大したことをネガティブ材料に見ている投資家も多くなっている。

これらの問題認識は私も同じだ。

最近、豪ドルのパリティ(1豪ドル=1米ドルとなること)が再び騒がれているが、もしこのまま米国がドルに対して何ら対策を打たなければパリティどころではすまない。現実にイメージしなければならないリスクというのは、マイナー通貨である豪ドルの価値が米ドルの価値に逆転してしまうという、そういう事態だ。
(念のために書いておくがパリティー突破を前提に投資を組み立てるのだけは避けたい。投資はまた別問題)

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相場見通し

季節要因独特の、思惑入り乱れた動きと感じますが、基本はまだリスクテイク方向。ただ、年末はポジションを閉じて超したいでしょう?計画的にポジションを閉じていかないと、ね。

なお、各国で協調してドル高対策に乗り出している動きもあり、ドルの下落に歯止めがかかる可能性(すなわち反発ドル高)を警戒しています。

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