神社本庁が気多大社との法廷闘争に敗れる。他の神社の後追い離脱の可能性も

皆さんは神社本庁という組織をご存じですか。現在は一宗教法人に過ぎませんが、いかにもお役所っぽい名前から想像できるとおり、実際には国と密接な関わりをもった、神社の中央機関というべき存在です。

世界的にも政教分離が進んでいると評価されている日本ですが、宗教政党の存在に加え、この神社本庁の存在はまさに政教分離のアキレス腱といってもいいでしょう。

しかし今、官僚組織と中央集権が問題になる中、各地の神社が神社本庁に反旗を翻しつつあります。あの日光東照宮や明治神宮も既に神社本庁を離脱しており、今回ご紹介する気多大社もその一つです。

【47News】最高裁、神社規則の変更認める 羽咋市の気多神社訴訟

「縁結びの神様」として知られる石川県羽咋市の気多神社(通称気多大社)の役員9人が、神社本庁から離脱するため変更した規則を認めなかった文部科学相の裁決を取り消すよう求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第3小法廷は20日、請求を退けた二審判決を破棄した。

この背景には神社本庁と気多大社の確執があります。実は2006年にこのような報道がありました。

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私のソフトウェア(ASP含む)選定基準

エンドユーザーとしてソフトウェアプロダクトを選ぶとき、どういう基準で選んでいるのか?私の基準を簡単にまとめてみました。 

  1. まずはググって候補をいくつかピックアップ。キーマンズネットを使うこともある。
  2. 各プロダクトの直近一年のアップデート履歴や、ニュースリリース、キャンペーン情報などを確認。直近一年にそれらが一切ない候補を除外する。
  3. 機能とコストがこちらの要求を満たすかを確認する。予算に収まるか?目的達成に必要な最低限必要な機能を備えているか?
  4. 以上を満たしたものを比較する。だいたい、三つくらいに収まるとベスト。比較基準は、信頼性(品質)、機能性、価格。
  5. オープンソースのソフトウェアが上記を満たすなら、それを優先。小さな企業の得体の知れないプロダクトより、オープンソースの方が信頼性は高い。

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ネットがTVを駆逐する、とは単純にはいかない

ネットがTVを駆逐するという言説はもう10年も前から続いていますが、その言説には微調整が必要なようです。

ネットとテレビを同時に視聴」が急増:調査結果【WIRED VISION】

一般の米国人がインターネットとテレビを同時に利用する時間は、1年前と比べて35%増加しているという。

Nielsen社による 2009年第4四半期のデータによれば、平均的な米国人消費者がテレビとインターネットを同時に利用している時間は、1カ月 あたり約3.5時間だという。月に1回以上はテレビとインターネットを同時に利用すると答えた者は59%近くにのぼり、この割合は2008年の57.5% から増加している。

私も偉そうに言っていますが、実のところそのことに気づいたのは、ここ1年くらいの話。TVを見ながらTwitterを使うようになってからです。『ガイアの夜明け』とかはかなり意識してTwitterを起動しながら見るようになりました。

ここから分かることは、結局ユーザーは最適な道具&エンターテイメントを使い分けているということです。TVに与えられたスタイルは簡単には変化せず、もしかしたら今後10年も20年も、TVは今の「受動的エンターテイメントの柱」としての位置づけを維持するかもしれません。

ただ、ここで注意すべき事が一つあります。TVとPCを同時に起動して、同時に見て・使ったからといって、その人の時間が2倍に増えたわけではないのです。見かけ上の視聴者数は増加しますが、ユーザーの注意は単に二つのメディアに分散しているだけです。このことが広告効果に大きな影響をもたらすであろう事は、誰にでも想像できることです。

現在、広告業界や広報部門の興味は、その広告がどのメディアで配信されているかよりもむしろ、「どの程度の効果を上げているか?」です。ネットに限らずTVでも、広告主は正確な広告効果の把握を求めています。単にネット広告が拡大していると考えるよりは、より正確に広告効果を測定できるソリューションを求めていると考えてもいいかもしれません。その要求にかなっているのが、今はたまたま、ネット広告しかないというだけで。

そのように考えれば、TV業界が目先取り組むべき事は、あまりにいい加減な指標である『視聴率』から脱却し、より正確に広告効果・投資対効果を測定できるための仕組みを整えることかもしれません。その効果範囲にはもちろん、ネットへの波及効果というのも含まれているべきです。