幸福実現党唯一の国会議員である大江議員は、おそらく孤立している

沖縄県知事選をめぐる「やや日刊カルト新聞」と幸福の科学信者の応酬

『やや日刊カルト新聞』に掲載された「沖縄知事選めぐり大江議員と幸福実現党が対立」 http://dailycult.blogspot.com/2010/10/blog-post_13.html をめぐって、『やや日刊カルト新聞』の藤倉善郎主筆(@daily_cult)と信者が応酬。

突然幸福の科学の信者から「大江氏ひとりが孤立してるとでも〜?」などの発言があり、以降会話が成立しなくなっています。普通に読めば分かる話ですが、元記事の方には、対立しているとは書いてあっても、孤立しているとは書いてありません。些細な違いのように見えますが、その点についてどうやら幸福の科学側にはそこに拘りがあるようです。

元記事自体、対立とは読み取れても孤立とはどうしても読み取れません。孤立と読み取るには先入観が必要と思います。おそらく幸福の科学の信者には「大江議員を孤立させている」という自覚と負い目があるんじゃないでしょうか?
今回の騒動のログを読み返すと、書いてもいないことを勝手に読み取って喧嘩を仕掛けてきているように見えますが、実のところは、信者自分自身が常々そう考えていたことであって、自分自身の負い目をごまかそうとして必死になっているだけです。本人自覚はないでしょうけど。
しかしそもそも、宗教政党に常識的な国会議員が参加すれば「浮いてしまう」のは当たり前の話で、そんな事は最初から分かりきっていたことです。お互いが利を求めて連合を組んでいるだけなんですから。今回の話にしても「保守」という思想の一致を見ながら方法論で対立しているだけの話であって、それをことさら隠したり恥じたりする必要はないわけです。むしろ議論があるのは良いことです。
それでも信者は「幸福の科学という宗教は大川氏のもと、画一的で統一的な思想と手段を執るべき」という発想が心の奥にはあるのでしょう。もっと言えば、大江議員が幸福の科学の信者になるに違いないあるいはなるべきである、と考えているはずです。
他の思想を認めず、自分たちの思想で画一化しようというのは危険な兆候です。新興宗教に限らず、各種メジャー宗教の原理主義が相当に問題を発生していることを思い起こせば分かるはずです。党の公式見解では「他の宗教を認めるとか」どんなに立派なことをいっても、実際の信者の行動がこれでは、「公約は守られる見込みがない」と考えるのが自然でしょう。まぁ、公約を守っている政党などありませんけどね、そりゃぁ・・・。幸福実現党が政権をとった暁には、党の公式見解とは裏腹に、私のような唯物論者は弾圧されちゃうのかもしれません。
いずれにせよ、末端の信者が大江議員を孤立させていると負い目を感じているような状態なのですから、大江議員と幸福実現党執行部の今回の対立は修復できないまま、拡大していく可能性の方が高いでしょう。大江議員の「私にも覚悟がある」という言葉が、いったい何を指しているのか、それが判明する日はそう遠くないのかもしれません。