経済は検索と連動している、Google Financeに経済指標と検索指標を比較するトレンド分析機能を追加【MarkeZine】
Googleは、検索量の変化から経済動向を読み解くことができるのではないかという発想から、この機能を開発した。経済と検索の連動性を示すために、Googleが作成したのが以下のグラフ。米国勢調査局の衣料品店の売上データと、「Google Domestic Trends」の「小売」インデックスのデータを比較したものだが、小売業界に関連した検索は毎年の年末商戦時期に急増するものの、この2年は景気後退などによってそのピーク時の量は減少している。
実データを見てみたが・・・・、う~ん、正直これで何かを予想するってのは難しい。相関性は・・・、まぁあるかな?的なレベル。むしろ愚直にインターネット視聴率でも参考にしたこうが良さそうだ。
ただ期待が持てる点もある。検索というのは「購買の事前行動」すなわち「先行指標」であるので、もう少し相関性の高いデータが取れるようにさえなれば、他のいかなる調査よりもリアルタイム性が高く、早い。文句ばかりたれずに、前向きに連動性が高い分野を見つけて参考指標に活用する道を探した方が建設的というものだろうか。