相場見通し

拾い場探し、ですね。調整相場に勢いが付いているので慎重さを要しますが、リスク志向で全資産が下げるというフォーメーションは、基本的に拾い場を探しに行くべきです。チャートパターンか経済指標か、反応した材料について行くとイイでしょうが、時間調整も必要なので今日は経済指標重視で。景況指数は上ブレしていますが、要注意。売るにしてもかなり下げていますので、今日はまず様子を見た方が良さそうです。

● ドル円

チャートポイントを割り込み、94円を目指した攻防に移っていると考えます。前回94円のオプションで支えられていますから、一度はここを期待して買ってもイイでしょう。一方、割り込むようなら売りで追撃すれば損切りを巻き込んで大きく狙えそうです。

94円前半では買い、94円を割り込んだら売るというシンプルな戦術でいけそう。ただ、調整相場が勢いづいていますので、買いは数を控えるべきでしょう。再び、94.70円を回復するまでは買いは控えた方が良いように思われます。

 

● ユーロ

1.400あたりはオプションの支えがあるでしょう。ここも売りと買い両にらみで。他通貨に比べるとユーロは売りやすいですので、戻り売りならユーロが良いと思います。

 

● 豪ドル

0.830を割り込んだ事で次の目処は0.815。ここはニュースでも買い観測が上がっていますが、分かり易い買いのポイントではあります。コレを書いている現在はショートカバーで0.820あたり。

0.780が最大下値リスクという目処はさすがに維持しますが、目先の目処は0.80前後にシフトした方が良さそうです。

ただ、下値は怖いですが基本的には戻り買いスタンスを続けたいですね。

 

● 日経平均

為替はいろいろ想定外で正直「しまった」と思ってることも少なくないのですが、株式の見通しはピッタリ当たったのでこちらでは救われました。

現物は10300円で支えられていますが、先物は既に10300円を割り込んでいます。10300円は以前から掲げていたサポートラインですので、ひとまず買っては見たいところ。寄りつきは先物先導で下げると思いますが、終値が10250円より上ならサポートされていると考えたいと思います。

逆に言えば、これを割り込むと次のラインは10000円の攻防に移りますので、素直に一度損切りした方が良さそうです。

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