20年前の洗濯機だって修理できる

これ私の洗濯機です。Nationalという謎のブランド!中国製品か何かでしょうか?
Nationalの正体はその辺のオッサンに聞いていただくとして、このNA-F42M2は2002年発売。つまり購入から20年以上が経過しています。このレベルになると修理を依頼しても断られることは明らかです。何しろ部品がありません。

が、しかし。結論を申し上げると吊り棒の故障なら直るのです。吊り棒の故障の場合、以下のような特徴があります。

  • ガタガタと洗濯槽がぶつかるような異音がする。
  • 洗濯がいつまでも終らずすすぎを繰り返している。
  • 脱水のパワーが弱く、不完全。

これらは全て吊り棒という洗濯槽用のバネが劣化することで起きます。以下は実際に交換した吊り棒の新旧の比較。色はともかくサイズ感は同じに見えますよね?実際は中のバネが縮んでしまっていて、バネとして機能しなくなっています。そのせいで、前述のようないろいろな症状が発生します。

で、ここが最大のポイントなのですが、吊り棒は20年以上その構造もサイズの大きく変わっていないのです。メーカーさえ一致していれば、20年前の洗濯機に今の洗濯機用の吊り棒が使えます。ナショナルなら今のパナソニックの吊り棒が使えるという事です。

私は交換後、完全に直りました。洗濯機用の吊り棒の交換方法はネットに多く動画が上がってますのでそちらを参考にしてみてください。吊り棒だけなら交換は非常に簡単で、私は片付け諸々込みで1時間程度で作業は終りました。まだモーターがしっかりまわっているのに調子が悪いという人は試して見るといいかもしれません。

もちろん自己責任でよろしく!

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