ロスジェネ世代が上の世代から受け継いでいない能力

業務オペレーションの効率化に時間を割き、技術教育を広く行うことを怠ってしまい、技術屋集団ではなく「事務屋さん集団」に変わってしまった。結果、PL/BS上では数字は一時的に改善されるが、技術という目に見えない資産は大幅に目減りしてしまい、企業体力が低下してしまう。短期効果のみに着目したことによる悲劇の一例だ。
我々、ロスジェネ世代が上の世代から受け継いでいない能力がいくつかありますが、上記の記事には一通りそれが指摘されていますが、中でも代表的なものは『人を育てる力』です。
団塊世代が持っていなかった、数字やコスト削減の力を持つ一方で、常に人削減に晒されてきたロスジェネ世代には、人を育て、ビジネスを超えて人間関係を維持する力が不足しているのです。
海外では昭和の日本式経営に学ぼうとする国が数多くあります。しかし、我々ロスジェネ世代は、昭和の日本式経営を知らず、それを実行する能力を持ち合わせていません。
そういうツケを払うのはもう少し先の事だと思っていましたが、どうやら既に弊害は顕在化していたのですね。

ソーシャルゲームメーカーには収益の多角化が必須

ソーシャルゲーム全盛時代に「PS Vita」はどう離陸するのか【ITmedia】

特に昨今増えているのが、SNSで提供されているソーシャルゲームの利用者だ。カジュアルゲーム市場をソーシャルゲーム10 件が浸食し続けていると言ってもいいかもしれない。

 

今、ソーシャルゲームの業界は凄く儲かっていて、 「ゲームを一発当てる」っていう発想になってます。でも例えば、ファミコン時代のソフトウェアハウスで 生き残っている企業がどれだけあるでしょうか?

最近のソーシャルゲームはゲームのクオリティも上がっていて、それに伴って 技術的なハードルも凄く上がっています。しかしそれは『開発費の高騰』を招く行為であり、ファミコンからPS3までで 多くのソフトウェアハウスが倒産してきた黄金パターンです。

高騰した開発費はゲームが失敗したときのダメージをより大きくします。成長する市場の中(即ち今)では、多少失敗しても赤字にはなりませんが、成熟した市場の中では良い製品を作っても失敗するというリスクが生まれてきます。

そのときに、高騰した開発費のダメージを吸収しきれずに、多くのソフトウェアハウスが倒産するわけですね。

現在の大手ソフトウェアハウス、即ちパブリッシャーはほぼ例外なく ゲーム以外の事業からも収益を上げるスキームを持っています。

そうした事例に学んでも分かるように、ソーシャルゲームを制作する企業は、ゲーム周辺ビジネスの確立が必須と言えるでしょう。

10年後も企業として存続し続ける為には、今、確実に儲かる市況のうちに、次の手を準備しておくべきでしょう。単にソーシャルゲームを海外に輸出すれば済むという話ではないと思います。

市場を寡占するはずだったWiiは今どうなっているのか?

任天堂が急落、「3DS」「Wii」次世代機などの販売延期観測が浮上【サーチナ】

同証券では、「ローンチ戦略を再考する」と見ており、戦略的な販売遅延を想定し、「ニンテンドー3DS」の海外販売を年内から来年初頭想定へ変更すると予想。「Wii」次世代機投入も来期から再来期想定に変更し、業績予想を減額修正している。

だからあれほど、任天堂が市場を支配することなどあり得ないといいました。どうだこのヤロウ、その通りになっただろう、と。

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「結果が全て」ではいつか必ず負ける

「結果が全て」とは自責の心構えを説いた教訓です。でもこれをビジネスにそのまま当てはめたら大変な事になります。何故なら、『経過・プロセス』を分析しない者は、いつか必ず負けるからです。

多いのは、自分が勝った理由を分析していないというもの。私は今までのビジネスマン生活で多くの落ち目の会社を見てきましたが、負けた理由というのは本当にそれに尽きます。

結果が全てと言いますが、ビジネスは明日も続くんです。ライバルは負けた理由を分析して明日また挑んでくると言うのに、自分たちが勝った理由(即ち強み)を理解していなくて、どうして明日も勝てるなどといえるのでしょうか?

え?「負けた理由を分析する方が重要じゃないか」って? 確かにその通りなのですが、多くの場合、負けた理由すら分析していない者はあっという間に市場からの退場を強いられるので、あまり目にすることはありません。

端的に言えば、負けた理由すら分析しないというのは、落第点ということです。

人は予算オーバーしたとき、どうするのか?

建築予算オーバーの解決策は「コレでなんとかして」【ケンプラッツ】

建築予算がオーバーした経験を持つ建て主のうち約3割は、予算内に収まるようにプランを練り直していた。

ここから分かることが、無理な部分をあきらめて合理的にコストを調整しようとする人は3割しかいないという恐ろしい事実だ。

これはIT分野においても恐ろしいことを示唆している。要望する機能が予算をオーバーするとき、機能を削ろうと合理的に考える人は3割程度であるかもしれないのだ。残りの7割は値切り交渉をしたり、あるいは無理矢理機能を詰め込んだり、あるいは『圧力交渉なども最初から念頭に置いている』可能性がある。

このような対応はIT業界でもよく目にするものだ。

「期限ぎりぎりまで返事をじらした」「『この値段でいけるはず』と交渉した」など、なんとか値切ろうと苦心する建て主もいた。

内容を削って予算内に収まるようにプランを練り直す人はたった3割。ゴリ押し発注者は7割にも上る可能性があるという恐怖を、見逃さないようにしたいものだ。

モノを売りこむとき、文章に絶対必要な要素

(PDF)読者をファンに変えるメルマガ術【日本政策金融公庫】

  1. この商品・サービスの独自の売り、類似品との違いは何か?
  2. この商品・サービスを手に入れることによって、お客さまの未来はどうなるのか?
  3. この商品・サービスを使うことによって得られるお客さまのメリットは?
  4. この商品・サービスはどんな人に向いている(合っている)のか?
  5. 逆に、向かない(合わない)のはどんな人か?

このポイントはメルマガに限ったことではありません。チラシを作るとき、提案書を書くとき、そしてセールストークをするときも、必ず抑えておかねばならないポイントです。上記のポイントが網羅されていないような提案書は提案書と呼びません。

って、私もよくそういう提案書を作ってますけど(汗。あ、あれは提案書じゃなくて要件定義書なんだからねっ!

という言い訳はさておき。少なくとも経営者あたりであれば、上記5点の重要性は直感的に分かるようになっておいて欲しいところですね。この日本政策金融公庫のこの記事も、中小企業の経営者、お店の経営者をターゲットに書かれたものです。

ここから先1年の動きで、今後10年のビジネスの勝敗が決まる

わずか半年で68%希薄化 野村の巨額増資の本当の理由【週刊ダイヤモンド】

野村は3月にも約2779億円の普通株増資を行なっている。わずか半年後の増資発表に対し、既存株主は「2回で68%もの希薄化。本来、事業会社がそれほどの希薄化を招く増資を行なう際には、発行を抑止するのが証券会社ではないのか」と、怒りを隠さない。

私は一応、2009年で景気底打ち観測を出していた人間ですから、週刊ダイヤモンドの記者よりは偉そうなこといってもいいと思うのですが、その感覚からいわせてもらえば「目先の株価にしか興味がない奴らがまた何か言ってる」って感じ。

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そういえばファルコムってクリエイターが大量離脱したんだったよね

ちょっとゲームの話題っぽいビジネスの話を。

イース7をクリアしました。良かったですよ、とても。このくらいのクオリティがあれば「イース1やイース2の方が良かった」というおなじみの評価を受けずに済むでしょう。

傑作と言われたイース1やイース2が発売されたのは1988年だったかな。つまり今から20年も前の話になります。その間、続編3~6までの続編が作られましたが、概ね全て「1と2を超えるものではない」的な評価を受けています。この20年でゲームを取り巻く環境は激変し、ゲーム機もパソコンも高性能化したにもかかわらずです。20年前のスパコンなどより、今のPSPの方が処理能力は遙かに上です。

いったい何故、そんな情けないことに?
実はイース1&2を開発したメンバーはイースの開発後にほぼ全員が開発元である日本ファルコムを退社していたのです。

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仮想専用サーバーさらに低価格化

お名前.com、月額2940円でディスク容量50GBのVPSサービス【INTERNET Watch】

「お名前.com レンタルサーバー VPS」は、1台のサーバー上に仮想のサーバーを複数動作させる仮想化技術を利用したVPS(仮想専用サーバー)サービス。ユーザーがroot権限を持つ ことができ、各種ソフトのインストールやマルチドメインでの運用など、専用サーバーと同様のサーバー環境が構築できる。

料金は、初期費用が5250円、月額料金が2940円。仮想サーバーのスペックは、ディスク容量が50GB、メモリが512MB(最大1GB)、OSがCentOS 5。データ転送量は無制限。

いわゆる今までは「専用サーバー」というように呼ばれていたサービスを置き換えるサービス。仮想プライベートサーバー、略してVPSと呼ばれています。

一台のサーバーを複数のサーバーに見せかける仮想化技術の中でも性能を確保しやすいVirtuozzoというプロダクトを使っているようです。これはVPS業者が広く採用しているもので、特に目新しいモノでは有りませんが・・・・、それだけに「あぁ、ついにこの価格帯の競争になったか」という印象です。

これまでIT業界では、サーバーをン台導入してそのサポートの費用で・・・・、みたいなビジネスが儲かってきた経緯がありますが、それもいつまで通用するやら。かくいう私も他人事ではありません。IT業界はこれまでにも「破壊する側(価格や保守的秩序)」「攻める側」が優位に戦いを進めてきました。まぁ今回もそうでしょう。

私は常々、今のIT業界を「ゼネコンみたいだ」と言い続けてきました。おそらく、まだまだ先の話ではありますが、成熟期にはゼネコンと同じ衰退の道を辿るでしょう。そうした時にIT業界で生きていく身としては何をビジネスの主軸においていればよいのか?それはいつも考えていいます。

「24時間営業を強要」??っておまえら経営者だろ・・・・

「24時間営業を強要」と提訴=セブンイレブン加盟店主ら-東京地裁【時事ドットコム】

原告らは「優越的地位の乱用禁止を定めた独禁法に違反する」と主張している。

訴状によると、同社との付属契約書は「特別の合意をしない限り、24時間未満の開店営業は認められない」としているが、24時間営業は原告らの負担を著しく増加させ、同社側は変更に応じないと主張している。

セブンイレブンのフランチャイズにはいろいろと問題があり、弁当の時は店舗側を内心、応援していたのだが、さすがにコレはどうかと思うぞ。これじゃ昭和の労働組合だ。

契約書にもあり、本来なら争点にもならないレベルの話だろう。仮にも経営者だろうに、気に入らなければいつでも他の流通に乗り換えればいい。「経営者なら圧力交渉の一つくらい当たり前」という意見もあるだろうが、さすがにコレはビジネスマンとしてかなり「格好悪い」と私は思う。

くそ、寝る前に変なニュー見たせいでまた体温が上がってきたじゃないか・・・・。